【終活】高齢になると不安だから医療保険に入った方がいいの?

十数メートル先の歩行者用信号が青に変わり、
「走ろうかな、次を待とうかな?」とふと考えました。

荷物を持っていなかったり、10年前の私ならば
何も気にせず、スタスタと歩いたり、走って渡り切ったと思います。

最近では
「つまづいて転んだら…」という思いが頭をよぎります。
いつからか、こんな時には歩調を変えることはせず、
次の青信号を待とう…という気持ちに変わっている自分に気づきました。

こんにちは。うさです。
お読みいただきありがとうございます。

高齢になると、病気の心配だけでなく、ちょっとしたことでのケガが気になります。

それに伴って、医療費が気になってきます。

60歳あたりから、老後に備えての医療保険への新規加入や見直しを考える人が増えているようです。

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医療保険は必要か?不必要か?

今の貯蓄額に不安。持病があるから不安。自営業だから先が不安。

なにかしらの不安がある場合には医療保険に入っておきたいと思うでしょう。

貯蓄は十分で、会社の福利厚生により保障もあるし…と
不安材料がなければ医療保険は必要ないかもと思うでしょう。

必要か不必要かは人それぞれなのですが、
老後に備えて医療保険を考えるときに、気をつけることはなんでしょう。

医療保険は必要?

1.もしも入院が長くなった場合に、医療費の補填ができて、精神的にも楽になります。
老後の生活のためにと貯めていた貯金を切り崩さなければならない、という不安もなくなりますね。

2.現在は窓口自己負担が3割、高額療養費制度などの公的医療保険制度がありますが、
この先もこれらの制度は続くのでしょうか。
将来、医療費の引き上げがあったとしたら…。
そんな社会保障制度に対する不安も解消されます。

医療保険は必要ない?

1.現時点では、国民皆保険によって国民全員が、
窓口自己負担3割、高額療養制度などの医療保障を受けられるので、それによって対応
していけます。

  • 3割負担:健康保険証を病院の窓口で出すと3割負担(現役世帯)になり、なおかつ高額療養費制度により、1か月の医療費自己負担に上限があるので医療費の自己負担が高額にならい。
  • 高額療養費制度:公的医療保険では窓口で70歳未満の現役世帯は3割負担となります。ただ医療費が高額になってくると負担が大きくなってくるため1か月の自己負担の上限が定められています。一定額を超えた場合に払い戻しが受けられる制度を「高額療養費制度」といいます。

2.医療費が貯蓄で十分にまかなえるならば、保険料という無駄な支出もなく、医療保険への加入は不要といえるでしょう。

3.契約の内容によっては、全額医療費が補償されるわけではありません。

そんな不安も考慮した上で、もしもの時には自費でなんとかできるという安心材料さえあれば、医療保険は必要ないと思うかもしれませんね。

必要か不必要かはそれぞれの状況によるでしょう。

では、医療保険の加入を考えるときに検討しなければならないことってあるのでしょうか?

医療保険加入において検討すること

1.入院給付金は?

何日以上入院すると受け取れるのか、1日あたりいくら出るのか。
何日分までが受け取れるのかを検討します。

2.手術給付金は?

3.がんや生活習慣病による入院の場合の上乗せはあるのか?

4.診断給付金は?

最近の医療保険には、三大疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞)などの診断給付金が受け取れるものが多くなっています。

5.加入時の保険料

老後の不安を解消するために加入するのですが、加入時の保険料は年齢を重ねるほど高額になります。家計を圧迫するようでは困りますよね。

公的医療保険を確認しながら、自分にあった医療保険を考えてみたいと思います。

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