【終活】親にもエンディングノートを書いてほしいな⑤会いたい人に会いに行こう

うさ
お母さん、お父さんって田舎の長野に最後に帰ったのっていつだったんだろうね…
うさ母
親戚の訃報の時も帰れなかったから…その前だと30年近く前かな。
それからは言わなかったけれど、兄弟お互いに年をとったから行き来するのも難しかったんだろうね。兄弟で一番下だったから、もっと自分が積極的に行けばよかったんだろうね。行きたかっただろうに…。

うさ
(息子(孫)を連れて行ってくれた時か…ずいぶん前だな。)
お母さんはずっと地元だから里帰りで遠くへとかなかっただろうけど、
他にどこか行ってみたい所はないの?

うさ母
私も年だし、今じゃもういいよ。家にいるのが一番だよ。

こんにちは、うさです。
お読みいただきありがとうございます。

母とエンディングノートを書きながら、
アルバムを見てこんな会話をしていました。

父は生前「行きたかった場所」「会いたかった人」がなかったのかな。
もっと一緒にいろんな所へ行けばよかったな…と今になって思います。

前回までのアタフタはこちら👉「【終活】親にもエンディングノートを書いてほしな④」

子猫とねずみ

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会いたい人に会っておかなかった後悔

年とともに、自分にかかわる人はたくさん増えてきます。
ひんぱんに交流が続いている人、その時期限りのお付き合いだった人、
理由があって遠く離れてしまった人、

近くにいるけれど近くだからという安心感からか滅多に会わない人、
などなど、かかわりのある人は、歩んできた道の数だけ増えていると思います。

今、「会いたい!」と思う人はいませんか?

それが身内だったり、あるいは
お世話になった人、離婚した妻・夫、子ども
昔の交際相手、仲が良かった友人、など。

「もう一度会いたい」と思う人もいろいろではないかと思います。

「遠くに住んでいるから」
「そのうち会いに行けばいいや」

「またどこかで会えるだろう」
「別れたのだから無理」

と、後回しにしたり、無理と決めつけたり、
「会いに行かない」理由をつけていませんか。

もしも死期が迫った時に

「会いたい!」と思う人とは、その人生において何かしら大きな影響を与えてくれた人なのでしょう。
お互いに年とともに、動けなくなったり、もしかすると

会いたい相手はもうこの世にいないかもしれず、それを知らないままかもしれません。

もしも心の中に
「会っておきたい」人がいれば、悔いを残さないためにも
会いに行っておきたいと思います。

行きたい所へ行っておこう

うさ
お母さん、年賀状をくださった〇〇さん(母の旧友)、今もお元気なの?
うさ母
(やはりバカだ、この娘)そりゃ、年賀状が届いたんだからまだ生きてるんでしょうよ?

うさ
(しまった、聞き方間違えたか?)足腰弱って動けないとか、入院や施設に入ってるとかの健康面だよ。
あれ?今は京都に住んでいらっしゃるんだねー。もう少し暖かくなったら行かない?

うさ母
お元気そうだよ。電話してみようかな。
こっちが足腰弱ってるから…家が一番だよ…
んー、死ぬまでにはもう一度でも会ってみたいねぇ。

ヨッシャー!春は京都だ!お母さん、旅費はよろしくねっ!
などと思っていたら、驚きの出来事がありました。

お正月を過ぎたころ、
京都の〇〇さんが、母に会いに来られました。

きっかけは同じように、
「家の中を片付けていたら、懐かしい写真を見つけて…
死ぬ前にはもう一度くらい会っておきたいなと思っていたから。」と言われました。

うさ
一度と言わず何度でも…。春には母と一緒に京都に伺わせてくださいね!
うさ母
〇〇さん、来月こちらに戻ってこられるそうだよ。息子さんと暮らすんだって。今回はその準備で来られたそうだよ。(この娘、また食べてる…)

うさ
では、これからは度々お会いできますねー!お母さん、よかったね(^^♪
(お土産の八つ橋美味しい…♪)

京都旅行はなくなりそうですが、暖かくなったら
母が行きたい所へ、一緒に訪れようと思っています。

行きたい場所に行かなかったことを悔やまないように。