【終活】親と一緒に始めるアラフィフの終活

こんにちは、うさです。
お読みいただきありがとうございます。

私の母は、79歳で一人暮らしをしています。
3年前に父を肺がんで亡くしました。

しばらくは一人になった母が気になって
近くに住む私が休日前に泊りに行ったり、ひんぱんに立ち寄っていました。

次第に私も自分のことなどで手一杯な時期があり
今では月に1度顔を見せる程度となっています。

もともと、用がない限り電話をし合う習慣もなかったので、
ふらりと訪ねることはあっても、定期的に電話をするということはありません。

「便りがないのは元気な証拠!」

というのは、

遠く離れた子どもが滅多に連絡してこない…
元気なのだろうか…

と、子どもを気にする親の立場からいわれるものですよね。

高齢の親からの便りがないのは…元気な証拠!とは限りませんよね。

一人でぶっ倒れていたら…と思うとゾッとします。

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Contents

親と一緒に終活を始めてみよう

父が亡くなった後しばらくして、いろんな手続きが終わり落ち着いてきたころ。
少しずつ母と一緒に父の遺品を整理し始めました。

と同時に、私は「この先の母のこと」を考えるようになりました。

「終活」を始めてほしいけれど、それをどのように切り出し
母に実践してもらえばよいのだろうか…。

終活カウンセラーなんて言ってるけれど、自分の親にはなかなか
切り出せなかったのです。

関連記事はこちら→【終活】親にもエンディングノートを書いてほしいな①親の老いを認める

父の遺影にする写真を探している時に、
飼い猫の写真がたくさん出てきました。

デジカメや携帯のカメラ機能も使いこなせない母ですから、
使い捨てカメラなどで撮影して現像したものです。

父や母より猫の写真のほうが多いのでは?というほどの枚数がありました。

ある日思いついて、その現像してあるたくさんの写真を
データ化しておこうとパソコンを持ち込みました。

写真のデータをまとめたら、
お気に入りの写真をピックアップして、母にコメントをつけさせることにしました。

慣れないパソコンに最初は戸惑っていたのですが、
「可愛い猫」につられて(笑)コメントを打ち込んでくれました。

「お母さんの遺影はどれにする?」と聞いてみた

ついでに(あくまでもついでに!)聞いてみました。
必死でキーボードを打つ母の背中から。

「お母さんの遺影はどれにする?」と。

「猫と写っているこれなんかどうかしらね?」

と、答えが返ってきました!あーらビックリ!

「縁起でもない!」と叱られるかと思っていましたが、
作業の途中で聞いたのがよかったのか、
つい答えてしまったのかは分かりません。

その後もどの写真にしようか二人で盛り上がりました。

「お母さんも終活してみない?」と聞いてみたい

楽しく作業する中で、遺影候補が見つかったので
これはいいチャンスかもしれない?!と考えました。

「お母さんも自分の終活をしてみない?」
と聞きたくなりました。

ぐっと抑えて、聞くのはやめました。

またの機会にしましょう。今は楽しい時間を保ちましょう(笑)

親だけではなく自分の終活も気になるアラフィフ世代

高齢な親のみではなく、
アラフィフとなると、自分の終活も気になります。

いつ何が起きるか分からない人生。
悔いなく生きるためにも、終活という言葉を知ったならば

いつ始めてもよいものです。

関連記事はこちら→終活とは?終活はいつから始めるの?

親と一緒に焦らず終活を始めよう

焦らず自分なりに、親と一緒に終活を始めてみましょう。

気づいたことからひとつづつ。

これから数回に分けて、「親子で始める終活」を
書いていこうと思います。

ボチボチと…マイペースですけれど(笑)