自分の意思を伝えられなくなった時のために
自分の希望や要望を事前に伝えておく、
終活が必要になってきました。
こんにちは。うさです。
お読みいただき、ありがとうございます。
終活を始めることで、
どのような効果があるのでしょうか。
Contents
いざという時に慌てない
何も準備をしていなかったら、
家族は急にいろいろな選択をせまられることになります。
たとえば死に直面したら
葬儀のこと、お墓のことなど。
生前であっても、
本人が意識不明や認知症にかかったら
本人の意思を確認できないままいろいろなことに
対処しなければなりません。
家族や身内でも考え方の相違から、
なかなか折り合いがつかないことも
あるかもしれません。
本人の意思が伝えられていれば、
迷うことなく、また本人の希望通りに
対処できるはずです。
後悔しなくてよい
自分が亡くなった時に、遺された家族は
何をしてくれるんだろう。
たとえば葬儀。事前に葬儀社を訪れて
相談をしていたのに、家族に伝えていないな・・。
家族は十分に介護してくれているけれど、
本当は○○と思っているんだけどな・・・。
伝えたいけれど、動けないな。
そんな思いをベッドの上で抱いても
伝えるすべがないなど、
お互いが気持ちよく過ごせるためにも
自分の思いを伝えておかなければ
後悔してしまいます。
医療従事者や介護者に希望が伝わる
介護や治療を進める上で、
本人の希望があるならば伝えましょう。
好きな食べ物や趣味、いままでの経歴など
伝えておければ、お互いのコミュニケーションにも
役立ちます。
延命治療に対する意思も伝えておくことが
必要です。家族との意見の違いがあると
治療にも影響が出てきます。
これからの人生が輝くものになる
終活により、自分を振り返ることで、
これから先どのように生きるかを
考えられる機会になります。
最期まで自分らしく生きるための
目標が明確になります。
「老い支度」「死に支度」をすることは
よりいきいきと目的を持った暮らしに
つながります。
経済的な目途が立つ
今の自分の状況を把握することで、
何年後、あるいはこうなった時に
いくら必要なのかが予想できます。
年金だけで足りるのか、
保険はどうなっているのか、
預貯金は・・・と、余裕をもって
先々の計画を立てることができます。
家族も、もしもの時の準備ができる
いろいろな思いを伝えられていれば、
もしもの時に家族も安心して、
本人の希望通りに対処できます。
それまで分からなかったことも、
エンディングノートなどの記録から
知ることができ、
温かい気持ちになれるでしょう。
しきたりやルーツなど申し送りができる
先祖からのしきたりや家族のルーツは
子孫へと伝えていくものです。
もしも、突然の認知症や
病気・事故などで伝えることが
できなくなったら・・・。
大切な家族の物語を後世に伝えることが
できなくなってしまいます。
終活は早めに始めましょう
やるべきことが沢山ある「終活」には
体力・気力・判断力が必要です。
終活という言葉を知ったならば、
なるべく早めに始めましょう。
「人生に嫌なことをやる時間はない。
って、雪舟が言っていたニャ。
だから母ちゃんは、今日も掃除をしニャいのか?
それは違うと思うニャ!
昼寝してる時間はあるみたいだがニャ?!」