「あなたは自分の人生の終わりを、
自分らしく締めくくる準備をしていますか?」
人に平等に与えられているもの、それは死。
その「時」のために、
悔いなく生きることを心がけていますか?
こんにちは。うさです。
お越しいただき、ありがとうございます。
「しゅうかつ」と聞いて、
真っ先に思い浮かべるのは
「就活」の方ですよね。
今回は、終活のお話しです。
「終活」とは、10年位前から耳にするよう
になった言葉です。
Contents
1.終活とは
「人生の終焉を考えることを通じて、
自分を見つめ、今をよりよく自分らしく
生きる活動のこと。」
これを終活といいます。
自分の死後なんて考えたくない!と
思うかもしれませんが、
自分の葬儀や供養のことを考えておいたり、
財産や相続についての計画を立てたり、
家族や大切な人へのメッセージを残したり
することで、残された家族に迷惑をかける
こともなくなります。
それだけでなく、今までの自分を振り返り
見つめることができます。
そして、これからの人生を自分らしく生き
るための指標にもなります。
2.終活の背景
核家族化
昔は、家族や地域のつながりが大きく、互いに
協力し合うことで解決できることが多かったの
ですが、時代とともに核家族が増えてきました。
会社員や公務員など職種の多様化、
若者は都会で進学・就職をしたり
転勤族も増えたり。
地元に残る親世代と、遠く離れた子ども世代は
滅多に会わない、というのも珍しくありません。
自分の意思を伝えておくことが、
とても難しくなりました。
長寿化
食べ物や医療の進歩で、長寿化社会といわれる
ものの高齢による認知症を発症したり、
寝たきりになる人も増えています。
また介護をする身内も高齢化するので、
互いに自分の希望や思いを伝えることが
難しくなっています。
情報の多様化
世の中が便利になり、
テレビやインターネット、書籍やセミナーなど
情報を得る手段が多様化しています。
家族が亡くなると、葬儀社選びから、
供養のことなど、
選択しなければならないことが沢山出てきます。
よりよい選択を短時間で迫られるのです。
後で悔やまないようにしたいものです。
マネー資本主義
時代の変化とともに、なにをするにもそれなりの
お金がかかります。
昔は地域で行っていた葬儀も、
現在では葬儀社に依頼したり、
介護や医療についても、限度はありませんね。
3.終活のすすめ
自分が望む最期を迎えるために、
知識をつけて選択していかなければいけません。
自分の意思を自分で伝えられなくなった場合も想定して、
希望や要望を事前に決めて伝えておく必要が出てきました。
そこで・・「終活」が必要となったわけです。
いままでの自分を振り返り、
後で「ああすればよかった・・・」
と思わないように。
これからの人生を楽しむために。
家族や残された人に、
感謝のみでなく思いを伝えるために。
4.終活はいつ始めるの?
それでは、
終活はいつから始めればよいのでしょう?
答えは・・・ここを読んでいるならば
「今から」始めましょう!
終活を考えるきっかけ
命にかかわるような病気やケガをしたとすれば、
誰でも年齢に関係なく、
「ああ、あれをしておけば・・」
と、終活を考えるでしょう。
身近な人の死に直面した時に、
「自分もそろそろ準備をしておかなければな・・」
と、漠然と考えるでしょう。
周囲の人が認知症を発症したり、
寝たきりになった時に、
「自分もそろそろ終活してみようかな」
と、考えるかもしれません。
それでは遅いんですよ・・・
終活を始めてみると、いろんな情報を集め、
多様な選択肢の中から自分なりの決断を
しなければなりません。
関連書籍を読んだり、講演会やセミナーに
参加してみたり、葬儀社や墓苑などを
巡って事前相談をうけたり。
終活に興味を持つことが多い70代、
80代では体力的にも気力的にもなかなか
難しいかもしれません。
年齢を重ねて
病気がちになっていたとしたら?
なおさら新しいことにチャレンジする
というのはためらう人の方が多いので
はないでしょうか。
「私はP・P・K目指すから大丈夫!」
って思いました?
PPKってご存知ですか?
ペン・パイナッポー・・・じゃなくて(笑)
P(ピン)・P(ピン)・K(コロリ)のことなんです。
最期のその瞬間までは元気に過ごして、
コロリと逝く(突然死ですね)
ということで、実は、
私もそうありたいとは願っています。
しかし、元気な人ほど
「まだまだ自分の死後の準備なんて必要ないわ。」
と日々たくましく生きてます。
いざその時になると、遺されたものは
どこに何があるのか、
故人はどんなことを希望していたのか・・・
分かりません。困ります。
5.まとめ
気力・体力・知力が充実している
若いうちから、
いまから終活を始めましょう。
できることから少しずつでも、
終活を始めましょう。
何から始めればいいのかしら・・・
これはまたの機会に。
またの機会はこちら👉終活は何から始めればいいの?
「母ちゃんが部屋の掃除を始めた。先週以来だニャ。
これは週活っていうんだろうニャ・・
あー、四角い部屋を丸く掃くってこのことか・・・」