老後の資金を考えた時に、
「老後破産」を避ける一番手っ取り早い方法は「働くこと」とは書きました。
過去記事はこちら→【終活】100歳までに必要なお金はいくら?老後の資金を考える②
とはいうものの、不安もたくさんあります。
こんにちは、うさです。
お読みいただきありがとうございます。
定年を迎えたら、悠々自適のセカンドライフのスタート!
というのは、ひと昔前の考えでしょうか。
人生100歳時代。
60歳はまだまだ働き盛りともいえるのかもしれません。
しかし、働き続けるには
「収入は減るのではないか?」
「働いていると年金が減額になるのでは?」
「いつまで働けるだろうか」
「今までと同じ職場で働けるだろうか?」
不安がつきまといます。
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60歳以降は仕事をしたくない…は1割
内閣府の調査で、
「60歳以降は仕事をしたくない」という人は、わずか1割だそうです。
「60歳以降も仕事をしたい」という人が約8割で、さらには
「65歳を超えても仕事をしたい」という就労意欲を持つ人が全体の5割いるそうです。
60代、70代でも働けるならば働き続けよう!と思う人が増えています。
高齢者の就業理由は?
働くことの目的は、
やはり「経済上の理由」が6割とトップです。つづいて、
「生きがい、社会参加のため」
「頼まれたため」
「時間に余裕があるから」
「健康上の理由」
という理由から、みなさん意欲的に就労しているようです。
第二の人生を楽しむために、社会貢献のために、
身体を動かしておきたいから仕事に就こうというよりも、
「経済上の安心」のために仕事に就かざるを得ないというのも現状かもしれませんね。
60歳超えたらどこで働くの?
定年を迎えたら、どこで働いているのでしょうか。
企業の継続雇用
2013年の高年齢者雇用安定法の改正により、
企業は、60歳以降も仕事をする意欲のある人を65歳まで継続雇用するよう義務づけられました。 ※参照→厚生労働省ホームページ
実際に、60歳定年の企業に対する調査では、
2014年 6月1日時点において、過去 1年間に定年になった人の8割が継続雇用
されているようです。
継続雇用の場合、給与面ではどうなのでしょう。
現実では、やはり給与のダウンは避けられないようです。
非正規従業員・職員
パートやアルバイト、嘱託や契約社員として就労する道もあるでしょう。
定年まで就いていた職種と同じ、あるいは近いものが見つかれば、あまり不安はないでしょう。
現実ではなかなか…。そんな時はこだわり過ぎずに、
それまでのキャリアを生かせる別の職種を見つけるのも、新しい発見があるのではないかとも思います。
まとめ 60歳になるまでに準備しておく
定年まであとわずか、となってから慌てないように、
60歳以降に「働く自分」「働かない自分」のイメージを固めて、
「どこでどう、何の仕事をするのか」を50代のうちに考えておきたいと思います。