【終活】100歳までに必要なお金はいくら?老後の資金を考える②

定年退職後は、細々と質素なくらしをしていれば、寿命を迎えるそのときまで
なんの心配もなく暮らせるものでしょうか。

「老後破産」という言葉を知りました。

例えば60歳で退職したとして、年金受給までの5年間は、貯蓄を生活費に充てるとします。

年金受給が始まってからも、年金のみでは老後の生活が賄えないので、働いていた間の貯蓄を切り崩しながら生活し、いずれは貯蓄も底をついてしまい、やりくりができなくなる…ということでしょうか。

こんにちは、うさです。
お読みいただきありがとうございます。

「老後破産」

私はたぶん(いやこのままではきっと)こうなるでしょう。
正直なところ50代半ばで、貯蓄はほとんどありません(キッパリ!)

えーい!この際、毎日楽しく笑って過ごそう!
なんて言っている場合ではありませんよね。

配偶者を保険金殺人…
なんて言っている場合でもありませんよね。もちろん冗談です。
現実には保険に入っていませんし(笑)

未亡人になった途端、ある日突然
「あなたへの遺産が〇〇億あります!」なんてことや
「宝くじ当選!」なんてこともあったりしないかなー(願)
わははははははwww
なんて言っている場合でもありませんよね。

冷静に冷静に…。定年後に「老後破産」しないために
今からやっておくべきことを考えてみましょう。

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年収200万円台で生活?

厚生労働省が毎年発表している、モデル世帯における夫婦二人の年金額によると、
平成29年度の金額は1か月当たり221,227円と発表されました。
前年度よりも減っているそうです。

では、老後の生活水準として
いくら使うか、いくら使いたいかを考えてみませんか?

いま現在の生活を考えて、今の生活水準を維持したいのか、少し下げてもよいのか、
いまよりゆとりのある生活をしたいのかを考えます。

現状を維持したい場合や、もっとゆとりを…と考えるならば
単純に「年金だけでは暮らせない」ということになりますよね。
そのためになんらかの準備が必要ということになります。

物価も上がる一方、しかし年金額は変わらない

現状では、年々物価は上がる一方のようです。

それに合わせて年金額も上昇してくれればよいのですが、残念ながらこちらはほとんど変わらないのです。「マクロ経済スライド※」というものですね。

そうなると生活費の負担は増える一方となります。

マクロ経済スライドとは、平成16年の年金制度改正で導入されたもので、賃金や物価の改定率を調整して緩やかに年金の給付水準を調整する仕組みです。将来の現役世代の負担が過重なものとならないよう、最終的な負担(保険料)の水準を定め、その中で保険料等の収入と年金給付等の支出の均衡が保たれるよう、時間をかけて緩やかに年金の給付水準を調整することになりました。

 具体的には、賃金や物価による改定率から、現役の被保険者の減少と平均余命の伸びに応じて算出した「スライド調整率」を差し引くことによって、年金の給付水準を調整します。

 なお、このマクロ経済スライドの仕組みは、賃金や物価がある程度上昇する場合にはそのまま適用しますが、賃金や物価の伸びが小さく、適用すると年金額が下がってしまう場合には、調整は年金額の伸びがゼロになるまでにとどめます(結果として、年金額の改定は行われません)。

 賃金や物価の伸びがマイナスの場合は調整を行わず、賃金や物価の下落分のみ年金額を下げることになります。

※日本年金機構ホームページより抜粋http://www.nenkin.go.jp/index.html

これから貯めるべきお金を考える

統計によると、高齢者世帯の平均収入は年間256万円。
消費支出が年間331万円といわれ、毎年75万円の赤字といわれています。

仮に年間75万円の赤字が、65歳から90歳まで続くとすると、
25年間で1,875万円が赤字で、必要となる金額といえます。
この他に、病気になった時などのもしもの時の備えも必要ですね。

やはり老後資金には2~3千万円が必要ということが分かります。

貯蓄額を差し引き、これから貯めるべきお金を把握しておきましょう。

それをどうやって貯めていくか…ここが問題なんですけれど。

「働けど働けど…って母ちゃんが手のひらを見つめながらつぶやいてる。
アタシの肉球を触りながら、プニプニして気持ちいい~って言うけど、
母ちゃんにはどうしてプニプニの肉球はないのかニャー?
人間ってやつにも肉球があったらもっと気持ちよく毎日癒されるだろうにニャ…。
だけどアタシは肉球触られるのはまんざら嫌いでもにゃい。」

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