認知症や寝たきりになった時のために、
身の回りの整理をしておきたいものです。
終活への興味アンケート第1位の
「不要なモノの整理・処分」
これは一番体力と時間を要するものではないか
と思うのは・・・
いまだ押入れを片付けていない私だけでしょうか?
気力・体力・判断力が衰える前に
不要なモノの整理・処分をしておきたいです。
こんにちは。うさです。
お読みいただきありがとうございます。
生活を続けていくたび、年を重ねるたび、
モノは増えます。
その反面、モノを整理するための
体力や判断力は低下していきます。
情けないけど現実。
何が、どこに、どれだけあるのか誰もが分かるように
しておきたい。
車椅子生活になった場合を想定して、
動線を確保しておきたい。
そんな思いから、
身辺整理を始めています。
Contents
遺族が処理に困る遺品の第1位は写真
今ではデジカメ等で撮影して、
データ保存されているけれど、
アラフィフ世代やそれ以上の方では
いまだ紙焼きの写真をたくさん保存されているの
ではないでしょうか。
それを整理しようと思うと・・・
思い出が見えるだけに
なかなか整理が進まないのではないでしょうか。
幼少期や仲間と一緒の学生時代、
仕事中の1枚、結婚式、子どもの写真・・・。
それぞれに大切な思い出が詰まっています。
アルバムにまとめてあるもの
バラバラに箱詰めされたもの
日付もバラバラでとりあえず保存されているもの
我が家では、
写真屋さんの袋のままのものが
あちこちの引き出しから出てくることも
あります(笑)
しかし、
死後にそれを引き継いだ子どもや
家族が、置き場所や処分に困るものの
第1位が「写真」のようです。
だけど死後、全部バサッと捨ててしまわれるのも
ちょっぴり寂しいものです。
自分で少しでも整理しておきませんか?
1 まずは一か所にまとめよう
バラバラならば、
まずは1カ所に集めて、仕分けしましょう。
おおまかに年別、場所別、イベントごとに。
家族個人ごとに。
2 残したい写真を選び出そう
仕分けした写真の中から、
「残したい!」と思うものを選びます。
ミニアルバムやポケットアルバム
またはデータ化させて保存します。
ミニアルバムがおすすめな訳は、
高齢になり体力が衰えても
あるいは寝たきりになった時にも
持ちやすく軽いこと。
施設に入ったり、入院中に、
家族に持ってきてもらうのも楽です。
完璧にまとめようとする必要はありません。
時系列に写真を並べるだけで
十分です。楽しく整理しましょう。
さらに余裕があれば、
幼少期から今までの
選りすぐりの写真をまとめたものを1冊、
できれば
ひとことコメントをつけて作成しましょう。
これは、将来もしも、
認知症を患ったときに、
自分の写真を見るということが脳にとってよい
刺激になるからです。
また、介護や看護が必要となった時に、
介護者が
ミニアルバムの写真から、あなたの趣味や
経験してきたことが分かり
介護プランの参考になります。
対話の参考にもなります。
3 捨てづらい写真はどうしよう
紙焼きの写真は、可燃ごみ
ではありますが、個人情報でもあるので、
シュレッダー等で細かくして処分します。
捨てる!と決めたものの
どうしても捨てづらい写真は、
写真供養をしてくれる神社や寺院が
あるようです。
デジタル写真の整理
デジカメやスマホなどで撮影した写真も
たくさんたまっていませんか?
スマホや携帯の中に、
USBやCDROMの中に、パソコンに・・。
こちらは、
それぞれのデータを削除する必要はないのですが
あちこちのデータの中から
「残したい写真集」としてパソコンに集めて
まとめておきましょう。
後で家族が見て分かるフォルダにしておく
こともおすすめします。
フォトブックやスライドショーで楽しめる
のも、デジタル写真の良さですね。
昔のネガやビデオはどうします?
我が家の引き出しから、
昔むかーしの写真がネガと一緒に出てきました。
適度に年数を重ね、日に当たり
写真は色あせています。
ネガがある時には
データ化してCDに保存してくれるサービスも
あるようです。
同様に、
劣化したり傷がついた写真の修復、
白黒写真をカラー写真にすることもできるようです。
ビデオテープも、DVDに保存し直すなど
デジタル化させておくこともおすすめです。
自分らしい思い出の写真を選びましょう。
「楽しきと思うが楽しきの基なり。
って、ドストエフスキーが言ってたニャ。
母ちゃんの写真ってどれも笑ってるニャー。
悩むことはにゃいのか?人間ってお気楽にゃんだな♪」
と、シマシマ猫がつぶやいたような気がしますが。
私のスマホの保存には、子どもたちの写真よりも猫の写真の方が
多いことは・・黙っておきましょう。