【終活】お布施はどのくらい、いつ渡すの?

こんにちは、うさです。
お読みいただきありがとうございます。

葬儀のときのお布施など、宗教者へのお礼はどのくらいの金額で、どのように渡せばいいのでしょう。

宗教によって謝礼は異なります。

キリスト教や神社では規定を定めているところもありますが、
仏式の場合、基準となる金額はありません。

お布施袋

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Contents

お布施とは

仏式のお布施の場合をご紹介しましょう。

お布施とは、葬儀、法事・法要の際にお寺(僧侶)に渡す謝礼のことをいいます。
読経をはじめとする通夜・葬儀・告別式などの一連の儀式をお世話になったお礼ということです。

いつ渡すの?

通夜から葬儀の場合のお布施からみてみましょう。

枕経、通夜、葬儀・告別式、還骨勤行までのお布施はまとめて渡します。
お布施袋はそれぞれ用意します。

最近では、当日初七日の法要をする場合が多いので、そのときは初七日の分までをまとめてお渡しします。

後日初七日の法要を行なう場合には、初七日分はその時にお渡しします。

葬儀の式が始まる前、お寺さま(僧侶)に挨拶する時にお布施を渡すことが多いです。
葬儀会館などでの葬儀の場合、担当者が案内してくれることもあります。

お布施袋を直接渡すのではなく、切手盆に入れて、僧侶にお渡ししましょう。
切手盆がなければ小さなお盆を利用します。
葬儀場などの場合はスタッフが用意してくれることもあります。

また切手盆などが用意できない場合、袱紗(ふくさ)を用いてお渡しします。

お布施とお坊さん

お布施の金額は?

さて、仏式の場合、お布施には基準となる金額がありません。
地域によって相場が違ったりもします。同じ仏式でも宗派によって差があるものです。

感謝の意でお渡しするものなので、料金表がないのです。

どのくらい包めばよいのでしょう。

「金額相場がまったくわからない」
「『お気持でけっこうです』と言われたけれどお気持ちっていくら?」

「少ないと気を悪くされたり、あとで揉めることにならない?」
「聞いてみたのはいいが、高額を提示されて困っている」

などと悩むものです。

文字通り「お気持ちで」よいのです。それってどのくらい?(笑)

お寺に直接聞きましょう

菩提寺に頼む場合、お寺様に直接尋ねても失礼にはあたりません。

おそらく「お気持ちでかまいません」と返答されると思います。
そこで
「参考までに、他のみなさまはどのくらいお布施をされますか?
と聞いてみましょう。

たくさんの例から、目安を教えてくださると思います。

葬儀社に聞いてみましょう

葬儀社に目安を聞いてみるのも方法のひとつです。

菩提寺がない場合や、あるけれど遠方などの理由で葬儀の僧侶を葬儀社に紹介してもらった場合は、葬儀社にお布施の目安を聞いてみるといいでしょう。

葬儀のみでなく、先の法要の時のお布施の目安も教えていただけるかもしれません。

菩提寺の檀家さんに聞いてみる

同じお寺の檀家さんで、親しいおつきあいのある方で、過去に葬儀の経験のある方がいれば聞いてみるのもよいですね。

お坊さんの好みなども知ることができるかもしれません。この先長いおつきあいになるならば、おもてなし時のお茶菓子の好みなども聞けるかもしれませんね。

仏式の場合、
10~30万円ではないでしょうか。

御膳料・御車料も忘れずに

お布施と一緒に、必要に応じて、御膳料御車料も一緒に渡します。

お寺で通夜・葬儀を行うならば御車料は必要ありませんが、
今では葬儀会館などでの儀式が多くなっています。
僧侶に会場までおいでいただくのですが、多くの場合僧侶は自分の車などで直接来られるでしょう。

その場合「御車料」としてお渡しします。

儀式の後での会食を僧侶も一緒にされる場合は御膳料は必要ありませんが、
たいていの場合、おつとめの後お帰りになるでしょう。

その場合「御膳料」としてお渡しします。

どちらも目安は5千円くらいでしょう。