最近では、葬儀を家族葬で執り行うことが多くなってきました。
職場の関係者、友人・知人など親しかった人に連絡はするものの、身内のみでの葬儀を希望して、一般の会葬を辞退する場合もあります。
後日訃報を聞いた…教えてくれれば…
「昔からの友達なのに、葬儀も終わってから訃報を知らされた。
お参りしたかったのに!旧友なのにどうして知らせてくれないんだ。失礼な!」
「遠い親戚とはいえ知らせてくれるべきだ!葬儀にも呼ばないなんて…」
などと、あとから知って怒る人がいます。
親しかった人としては、お別れの機会がなくなり残念に感じるのでしょう。
ですが
遺族にとっては、より近い身内だけで静かに送りたいという意思があって家族葬を選ばれたのでしょう。
葬儀の段取りやその他の手続きなど、短時間で動き回っている遺族は、連絡を忘れていたわけではなく、参列してほしい方を選んで、とり急ぎ連絡をされていたのだと思います。
訃報を聞いた時に、できる弔いをすればよいと思います。
葬儀後の香典は失礼にあたらないの?
訃報を耳にした時点で、
「弔問・香典・供物を辞退します」という遺族の意思がある場合は避けます。
そうでない場合は、送る側の気持ちで弔いをしても失礼ではありません。
香典でもお花などのお供え物でも、送りたい気持ちを伝えることは自然なことです。
香典や供物は、「いつまでに」という期限はないので、葬儀の後ですぐに訃報を聞いたとしても、1年後に聞いたとしても、送る気持ちがあるならばかまいません。
ご遺族が落ち着かれたころに、
弔問ができるのならばお線香をあげさせていただき、香典を持参すればよいでしょう。
郵送でも失礼にはなりません
遠方だったり、ご家族の状況が分からなかったり、自身の健康に不安があるなど
弔問ができない時には、香典を郵送してもいいでしょう。
この場合はきちんと現金書留で送りましょう。
またはお供え物としてお花やお線香などを送るという方法もあります。
品のみでなく、お悔やみの手紙を添える心遣いも忘れないでおきたいものです(^^)
故人をしのぶ気持ちは葬儀の後でもいつまでも変わりはありません。
葬儀が終わって
後日のお悔やみや香典・供物は全然失礼ではありませんよ。