自分にふさわしい供養のスタイルは
どのようなものでしょう。
核家族化の影響で、以前のようにお墓を維持し
継承していくことが難しくなっているようです。
こんにちは。うさです。
お読みいただきありがとうございます。
お墓は故人への思いを残す場所。
今回は、供養、お墓の話です。
供養とは、先祖あるいは死者に対してお供え物などをして
その冥福を祈り、追善供養をすることです。
亡くなられた方の命日に合わせ、年回忌法要などを
お寺や自宅などで行います。
Contents
あなたはどこのお墓に入りたいですか?
お墓とはもともと、
仏教伝来とともに供養塔が日本にもたらされました。
江戸時代の檀家制度により、先祖供養をするように
なりました。家単位で墓石を建てるようになり、
代々引き継がれていくようになりました。
私たちも、
「人は亡くなったら、お墓に入るもの」と考えています。
現在、その供養スタイルがだんだんと
変化しつつあります。
檀家制度が薄れ、核家族化が進んだ今では
一族が全国に散らばっているために、
お墓の継承が難しくなったり、
維持のための経済的負担が大きかったりで、
子ども世代に引き継がせたくないと考える人も
いるようです。
それにともない、
供養のスタイルもいろんなものが出てきました。
終活にあたり、
自分にふさわしい供養のスタイルを
検討してみてはいかがでしょう。
先祖代々のお墓をお持ちですか?
ちょっと考えてみましょう
・自分が継承者でしょうか?
・お墓を購入したいですか?
・先祖代々のお墓に入りたいですか?
・次の継承者はいますか?
・その継承者に継いでほしいですか?
自分が継承者なので、それを継いで
次の世代にも継いでほしい、と希望が
見えてくると思います。
継承するお墓がないので、
新しくお墓を建ててそれを次に継いでほしいと
思うかもしれません。
継承するお墓はないし、お墓を残したくない
と思うかもしれません。
次に供養の場所です
・先祖代々のお墓に入りたい?
・多くの人と一緒のお墓でいいですか?
・自然に還りたいですか?
・樹木の下に眠りたいと思いますか?
・海に還りたいと思いますか?
供養のスタイルが見えてくると思います。
供養のスタイルもいろいろ
最近では、希望する供養のスタイルついて、
多くの人が、
「自然葬」に関心をもっているそうです。
樹木葬や散骨ですね。
この他には、
納骨堂や合葬墓も増えています。
「お金は生きているうちに使いたい」とか
「お墓を建てても、引き継ぐ者がいない」
「子どもたちに経済的負担をかけたくない」
「亡くなった後は自然に還りたい」
という先の項目で考えたことが理由のようです。
まとめ
それぞれの特性を見ながら
自分の供養スタイルを選びたいものです。
それを実際に自分の死後の対応をしてくれる人に
伝えておくことが必要です。
自分が希望していても、家族が望まない場合もあるので
エンディングノートなどで伝えておきましょう。
「自分以外の人間に頼むことができて、しかも彼らの方がうまく
やってくれるとしたら自分でやる必要はない。
って、昔ヘンリー・フォードって人が言っていたニャ。
アタシの方が壁紙はがすのがうまいから、母ちゃん頼んでくれればいいのにニャ。
ま、勝手にはがしてあげてるけどニャ。」