老後の資金はいくらあったら足りるのでしょうか。
公的年金のみでは、老後の生活費をすべて賄えるとは思えません。
もしも病気になったら
もしも…
年とともに不安は増えるばかりです。
こんにちは、うさです。
お読みいただきありがとうございます。
収入源のやライフスタイルや住んでいる環境によって異なるでしょうが、
日本人の平均寿命が延びている現代、老後にかかるお金もふくらんでいるといえるでしょう。
人生100年として、老後の生活のためにはどのくらい必要なのでしょう。
Contents
100歳までの収入と支出をシュミレーションしてみる
60歳で定年を迎えるとしましょう。
その後100歳まで生きるとして、40年間の生活のためにはどれだけ必要かを予測してみましょう。
年金はいくらもらえる?
公的年金の額は、
50歳以上の方ならば、誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」で、
加入実績と年金の見込み額を知ることができます。
また「ねんきんネット」などで調べることもできます。
企業年金の額は、
社内ネットで確認できる場合もあるようです。
人事相当の部署に問い合わせて確認する方法もあります。
詳しくは日本年金機構のホームページなどで確認してくださいね。
年金額のシュミレーションができるページもあります。
自分はいくらの年金を受け取れるのかを確認しておきましょう。
受給開始は65歳からです。
ということは60歳で離職したら65歳までの5年間の資金を考える必要がありますね。
60歳~65歳までの空白は?
たとえば夫婦2人の生活の場合で、夫が60歳で退職したとしましょう。
年金の支給開始の5年間をどのように過ごせばよいでしょう。
「定年退職後もまだ働くから大丈夫だ」
「夫の退職後も妻や同居家族がまだ働いているだろうから、家計を助ける人がいる」
「2人暮らしなのでパート勤めの妻の収入を家計の足しにするだろう」
「貯蓄が十分にあるから退職後は田舎に移ってゆっくり暮らすつもりだ」
などなど…いろんなケースがあると思います。
いずれにしても「そのとき」にならなければ分からないものです。
もしもどちらかが病気になったら?長期入院が必要になったら?
それまでの貯蓄を切り崩しながら老後の生活に充てることになります。
いずれにしても、老後資金のための貯蓄はやはり必要といえますね。
今あるお金とこれから入るお金を考える
老後の資金を考えるにあたり、
まずは「今、どれくらいの財産があるのか」を把握します。
①今あるお金
普通預金や定期預金、外貨預金、株式、個人向け国債、保険、
不動産や車などの財産が「現金化すればいくら」なのかを把握します。
ここから不動産や車のローンなどのマイナスの財産は差し引いておきます。
②これから入るお金
仕事やパートの収入、公的年金、保険会社からの個人年金、退職金など
60歳までにこれから入るであろうお金を予測計算します。
③今後出ていくであろうお金
これから家族に必要であろうと考えられる支出を計算しておきましょう。
たとえば、子どもの結婚、出産、住宅資金、葬儀代などです。
大まかでよいので、今後出ていくであろうお金を把握しましょう。
④出ていくお金だけを考えない
①と②が大まかに分かれば、③の今後出ていくお金にどれくらいの額を充てられるかが分かってきます。
必要に応じて③の今後出るお金を削ったり、優先順位を決めることができます。
「あぁ…まだ子どもの結婚資金が」
「子どもに家を建ててやりたいのに…」
「まだまだ〇〇万円は必要なの?無理だわ」
「○○のためにまだまだ働かなくては…」
と、蓄える前から出ていくお金ばかりを気にしないで、
どれだけ使えるお金があって、どれだけ出せるかを考えます。
退職後の生活費は1億?
高齢無職世帯が60~100歳までの40年間支払うとして、
その平均消費支出が月額243,864円といわれています。
(平成27年 総務省の家計調査報告より)
ということは40年間で1億以上のお金が必要ということになりますね。
退職金や保険料、貯蓄などを差し引いて、
老後資金に2~3千万円は必要ともいわれているようです。
まとめ
老後資金に1億は必要といわれます。
「いまあるお金」と「これから入るお金」をうまく運用させて、
老後までに2~3千万円は蓄えておかなければ厳しいんだな
とは分かりました。
別記事で60歳からの働き方や病気になった時のことも考えてみたいと思います。
なにはともあれ、健康を維持して、
明日からも明るく働いてきまーす!
「おー、母ちゃん、働いてこいニャー!いってらっしゃーい!」