お葬式の時にもっとも印象に残るもの。
それは、祭壇の中央に飾られている「遺影写真」
ではないでしょうか。
生前のその人そのものを思い出させる
笑顔の遺影写真を見ると、
故人との楽しかった思い出が蘇ります。
こんにちは。うさです。
お読みいただきありがとうございます。
生前に遺影写真を準備しておきたい
というお話をしました。
その話はこちら👉「【終活】あなたは自分の遺影写真を準備していますか?」
では、終活にあたり事前に遺影写真を・・
と考えた時に、
どんな写真を準備すればよいのでしょう。
Contents
遺影写真をどこに飾りますか?
・葬儀で祭壇に飾る。
・仏壇に置いたり、近くの壁に掛ける
など、遺影写真を使用する場面に応じて服装やポーズ、
撮影場所を考えることもできます。
こちらも読んでみます?(笑)👉【終活】遺影写真はどこに飾る?
近年に撮影したものを選ぶ
今まで撮影した写真の中から遺影写真として選ぶ場合、
なるべく今に近いものを選んでおきましょう。
あまりに数十年も前の写真を遺影写真にすると
違和感があるものです。
学生時代の写真がお気に入りだったとしても(笑)
その年まで生きた証になりますし、
もしもの時、故人の歴史を振り返るきっかけにも
なります。
もし、闘病中であるならば、
元気な時の写真や、体調がよい時に
撮った写真を選びましょう。
遺影写真をスタジオで撮影する
遺影にふさわしい写真を
正装できちんと用意しておきたい・・。
と思えば、プロのカメラマンにお任せして、
写真スタジオで撮影してもらう
という方法もあります。
最近では、ヘアメイクもセットになった
サービスもあるようです。
葬儀会館などのイベント、終活イベント
などでも、遺影用写真の撮影会が
開かれる場合もあるようです。
遺影写真を自分で撮るならば、画質にこだわろう
遺影用としてデジカメなどで自分で撮影する場合、
記録画素数やクオリティを最高にして
撮影しておきましょう。
遺影写真として引き伸ばした時に
元の写真の画素が粗いと、さらに
ぼやけた遺影写真になってしまいます。
ピントが合わずにぼんやりとした写真も、
故人の印象をぼんやりさせてしまいますので、
ピント合わせもお忘れなく。
また、絹目よりも光沢のプリントの方が
引き伸ばした時に綺麗です。
好きな場所で撮ろう
かしこまって「遺影用」として
1人だけで撮る場合は、
・胸から上が入っているもの
・正面から撮ったもの
・背景を考えたもの
背景は後で加工もできますが、
好きな場所で撮影するのもよいでしょう。
(庭の花をバックに、青空をバックにとか。)
好きな背景で撮影すればよいのですが、
あまりにゴチャゴチャした背景で撮影しているもの
だった場合、
遺影写真として、自分とその周囲を切り取ると
さらにゴチャゴチャして見える写真に
なるかもしれません。
また、背景が黒っぽくて、
自分の髪の毛との境界がはっきりしない写真を
背景を加工する場合、
せっかくの髪型が違う雰囲気になることも
あります。
集合写真や、家族・友人と一緒のスナップ写真を遺影として撮影する場合、
またはスナップ写真を遺影写真に選ぶ場合は、
・背景に他の人が重ならないよう
・カメラ目線になったもの
・なるべく少ない人数で写った大きなもの
・帽子などで顔に影ができていないもの
を、撮影、あるいは選ぶようにしましょう。
もちろん、遺影写真として加工することは
可能なのですが、
終活であらかじめ撮影する場合は、よりよい環境で
準備したいものです。
好きな場所で、好きな服装で
リラックスして撮り、
お気に入りの1枚を作りましょう。
笑顔の写真がなにより一番
爆笑しているものはどうかと思いますが、
硬い表情や無表情のものもどうかな・・と。
遺されたものが
見て思い出を振り返られるような、
笑顔で語りかけられるような
あなたらしさがあふれ出る遺影写真を準備して
くださいね。
遺影写真を準備したら家族と共有を
せっかく事前に選んだ遺影写真も、
保管場所が分からなければ意味がありません。
プリントしたものならば、
ファイルやホルダーに入れて「遺影用」と
メモしたり、エンディングノートに挟んだりして
存在を伝えておきましょう。
デジタル画像を保存した場合も
データを入れた媒体(USBなど)
の存在を伝えておきましょう。
撮影日時の記載もお忘れなく。
「可愛いだけじゃ生き残れない。
って、戦国武将が言っていたニャ。
母ちゃんよ、可愛いって言われた頃の
その写真は、ランドセル背負ってにゃいか?
それを遺影にはダメだぜ?」